山口市の歯科医院こだま歯科

２５歳の８５％の人が歯周病を患っているといわれています。
若い人は、自覚もないままに、そのままにしておくことが多いようですが、その結果、４０代、５０代になったときに抜歯ということが多いようです。
診療の経験からも、５０代から歯を失う原因のほとんどは、歯周病です。
歯周病は、自覚症状が出たときには、病状はかなり進行しています。たとえ今、自覚症状がなくても、一度病院で診てもらうことをお勧めします。

以下チェックポイントに一つでも当てはまる場合は、歯周病のおそれがあります。
一度、来院されることをお勧めいたします。

歯を支えている歯周組織の健康状態やインプラントの結合状態の診断に使用しています。ペリオテスト値（－8 から ＋50 の数値）により、歯周病の進行状態が診断しやすくなります。

定期的なメンテナンス及びブラッシングをしっかり行っていても、生活習慣病である歯周病は、様々なリスク因子によって、歯周病の進行抑制や現状維持することが難しくなる事があります。
その際、より専門的な治療として以下のような治療法があります。

Ｑ ペリオウェイブとは？
歯周ポケット内にバイオジェルと呼ばれる染色液で歯周病菌等を染め、670ナノメートルの波長レーザーを照射します。光を吸収すると化学反応が起こり、活性酸素を大量に発生させ、歯周病菌・虫歯菌・ヘルペスウィルス等を死滅させ、健康な歯周組織を回復させる最新の歯周病殺菌システムです。医科ではがん治療（PDT治療）として、積極的に取り入れられています。

Ｑ メリットは？
抗生物質を長期間使用すると耐性菌が生産され、歯周病菌に効かなくなりますが抗生物質を全く使わないので、何回でも治療が可能です。副作用、痛み、腫れが全くなく3回の治療で歯周病菌がほぼ消滅することです。

Ｑ デメリットは？
歯ぐきが引き締まってくるため、被せ物と歯ぐきの段差が目立つことがあります。うがい薬に含まれるクロルヘキシジンアレルギーのある方、紫外線等の光に対して敏感な方は適応外となります。保険適応外の為、自費診療になります。

歯周外科手術の際、失われた組織の部分にエムドゲインというゲル状の薬を塗る事で歯周組織の再生を促します。重度な歯周病に対しても効果が期待できる、現在において最高の歯周外科治療法です。
失った骨の再生や歯肉の状態の改善、歯のぐらつきの改善も期待できます。

Ｑ 歯周組織再生療法とは？
歯周病が軽い場合は、歯や歯の周りを清潔に保つ治療を続けることで、治すことができます。
しかし、炎症が歯肉の奥まで進行し、歯周組織の破壊がひどい場合には、歯肉を剥離し、歯の根面の歯石や肉芽組織を確実に除去した後、歯周組織再生用材料を塗布し、縫合します。歯周組織を回復させることを目的とした手術です。

Ｑ メリットは？
歯周組織がしっかりできてくるので、今まで動揺していた歯が動かなくなったり、歯周ポケットの深さが浅くなります。また、骨欠損部分の改善がみられることもあります。

Ｑ デメリットは？
手術をすることで、腫れ、痛みを伴う場合があります。
・歯ぐきが引き締まってくるため、被せ物と歯ぐきの段差が目立つことがあります。